お母さんは古事記でした。

kは、いま一部で話題の電子決済paypayの特典に大興奮、「個別の電子決済にたいしてランダムに購入額に応じてお金を配布する」もので、総額100億円というからすごい。ヤマダ電機かどこかでは、2日で数億円の売り上げという。オリンピックへ向けた?日本の電子決済化が本格化して、linepayや楽天payなどのシェア争いで盛り上がっているなか、年末へ向けて消費が拡大しそうだ。

kも電子決済アプリを導入、しかし購入するものがない。しかたがないので僕のタバコを買うという、ぼくは前向きでなかったけれど、彼女がやりたいというのでコンビニにあったぼくの吸う煙草銘柄をあるだけ購入すると、みごとに当選、数千円分のタバコがタダになった。

ここからが問題だ、kは、自分が買ったも同然だから、数千円をくれという、気前よくぼくにプレゼントしてくれたら良いのにねえ。

ちなみに、本日はkが仕事だったので、ぼくがnを看ることになった。

 

こうしたささいな日常で生活が成り立っているわけで、それを支える仕事は重く、これらが昼夜の時間とともに連動して、価値が反転する。どちらが重要なのか、どちらがどちらの基盤になっているのか、それらはその時々に応じて変わり、もともとあった個人的なものも影響を受けて変わっていく。当然のことなのだけれども、こうした変化を感じること自体が、今まさに、自分のなかで変化が起きていることの証だろう。

アイスのように溶けていく土日

何もせずにいつのまにか土日が終わる。まずい、大変に不味い。まずはメモ代わりに、この土日のことを振り返ろう。

土曜午前 kが趣味の買い物にいく。そのあいだnをみるものの、泣いてはあやし、布団におくと背中スイッチの反復で、何も出来ず。

土曜12時 しびれを切らせてkのもとまでnを連れて行く。昼ご飯でkに任せて、ようやく一息つく。nが泣き続けると、かなり疲弊するために、回復に時間がかかる。

土曜14時 万世でゆっくり目に食事をした後、5時頃まで買い物やらなにやら。

土曜17時 帰宅後に夕食に生協の筑前煮。kはそれに加えケーキを2つ食べる。何となく口喧嘩をしつつ風呂に入れているともう11時。就寝。

日曜午前 昼近くまで寝て、昼飯にケンタッキーを頼む。お互い10年ぶりくらいかもしれないなど。その後また就寝。

日曜15時 ようやく活動を開始しようにも、寒いのでぼくは布団から出ない、kは夕食の買い物へ、そのあいだnをみる。

日曜18時 nを風呂に入れて、夕食は久しぶりにカレー。飯を食いつつ、昨晩から読み始めた小林泰三の「玩具修理者」を読み終える。「酔い歩する男」だったか、正確なタイトルを忘れたが、まあまあ読ませる時間sf。20年前の作品のため、いまさら感があるものの、学生の頃に読めれば多少はもっと楽しめただろう。緻密に物語を構成すること自体は感心するけれども、それは要するに「計算」にほかならない。よく出来た作品を見せられても、はい、よく出来ましたとしか言いようがない。しかし、計算もそれなりに積み上げられればある種の質の変化になるという良い例かもしれない。最後の方でようやく多少のスリルを味わうことが出来た。ほか、批判しておくと、計算をしっかりやるには、小説にある他の諸特徴を削る必要があり、文章はただの論理構成の道具になる。スリルを感じるのは、論理構成の面白さゆえだ。こういう読みやすい小説やらエッセイでないと、集中して読む時間のないいまは本を読むことも出来ない。

日曜21時 いまこうして寝る前にブログを書いている。

なにもしないをつづけていると、なにもしないことが習慣になってしまいそうだ。さて、nよ、おまえも早く一人で本を読むようになって、ぼくに時間をおくれ。

電脳コイルをいつか見せてみよう

真説メタバグ起源論を論じる前に、視聴年齢はどれくらいがよいのか、ちょっと考えてみると、登場人物が小学六年だからといって、いやしかし女性の方が精神年齢の成長も早いだろうから、やはり小学生でもよいのかもしれない。nちゃん、感想はどうだったかね。

 

保育園という運ゲー

そんなものはどこでもいいんだけれど、kがココが良いアソコは嫌だというので任せている。そろそろ入園申し込みなのだが、希望順をどうするか決められないらしい。地方に行くと、ほぼ選択肢は2、3しかないことも多いようだが、都内の場合は通勤圏内としたら5〜10くらいになるか。ぼくは近い順でいいのだが、kは遠くても良いという評判の園に入れたいらしい。結局こちらではどうすることもできないのだから、そんなに迷っても仕方のないことのように思うのだけれど、kは、ぼくがちゃんと話を聞いていないと言って怒りだすのだった。

今日、判明したことをkが書いておいたらというので書いておく。先週くらいに、体重が妊娠前より7キロほど減ったと言って喜んでいたkは、母乳ダイエット最高だといってお菓子を食べていた。今日あらためて計ったら3キロオーバーで、仰天して昼間に連絡してきた。つまりは結局、先週はメモリを10キロ読み間違えて空喜びしていたらしいんだが、こういう「えっ?なにそれ」的なミスを普通にするのがkの特徴である。

首が坐ってきたからどうだというのだ

最近は明確に表情をもつようになって、それでも単なる反応のようで、種類もいくつかしかないようなのだけど、それはぼくの観察が足りないからかもしれない。こちらの言動にもほとんど反応がないことは多くて、その無表情がいまは見ていて嬉しいような。幼児になればはっきりと意思表示をするようになるのだろうが、そんなものは大きくなれば嫌というほど見ることになりそうだから。何も考えていないような、世界を見て喜んでいるように見える表情がいいのだ。

さながらただの日記になったこの記録は

タイトルを育児日記にすべきか、それともただその日思ったことを書いているだけなのでただの日記でもあるのだけれど。nは今晩も変な声で発声練習をしているために寝付けない。

試みに音を書き出してみよう。聞こえた通りに。

うえーあーー、えへへうー、うーふへへえうーうえーブブブ(おなら)、へあーあ、えんぶー、へえっへえっへ、んっへっへっへへ。

ようやく寝始めてくれたようだ。と思ったら、

えあーえっー、うえあんてへてへ、えっえっえ、すー、。

今度こそ寝てくれたようだ。おやすみ。今日は遅く帰ったので、一度も話せなかったけれども。また明日。